【区分  】: 対外活動
【活動日】: 2015年02月07日
【時間  】: 13時から16時
【場所  】: 日本盲人福祉センター
【件名  】: NVDAミートアップ東京2015.1
【報告者】: 酒井親人
【参加者】: 全体で約30名  三瓶、酒井


【内容  】:
           
 講師からの説明(西本氏)

1.NVDAの現状と今年の予定
  一日のユーザー数  600件(旧ユーザーも含む)
  年4回のリリースがある
  新版へ早く乗り換えるユーザーが増えてきている
  2015.1版は2月2日に開発終了。翻訳待ち。2015.2版の開発が始まっている


2.ブラウズモードの重要性
  背景:ブラウザーで動くソフトが今後主流になりつつある。
  ソフトはパソコンにそれぞれ導入されるのではなくクラウドで動くものを
  ブラウザで使用するという形が現在の流れ(  マイクロソフトオフィス365などもその一例)
  今回のNVDAはWORDとoutlookでブラウズモードサポートした。
  outlookでHTMLメールサポート。


3.句読点記号辞書の拡張
  背景  スタンプなど絵文字の利用が世の中の流れ。
  これは句読点記号辞書の拡張でサポートする。


4.ジェスチャー入力
  画面に直接触らないことの利点を生かす入力


5.その他
  用語の見直し
  翻訳の方針
  開発ツールPython3.8使用


6.windows8.1のナレーター機能との使い分け


7.音声出力の実装の大幅改善
    リンクのみ別の音声で読み上げる
    数式の読み上げ方
    ストアアプリの読み上げ方
      日本独自機能のグローバル化(カナ漢字変換)
      たとえば点字ディスプレイサポートKGSの国内版から国際標準版へ
    アンカンファレンス
      4チームに分かれてそれぞれ興味のあるテーマに参加


【決定事項】:
  /


【課題】:
  /


【感想】:
  NVDAに期待する人が多数さんかしており予想以上に熱いコンファレンスだと感じました。
アンカンファレンスでは日本語化のグループに参加しましたが、翻訳にあたってたとえばフィルターという用語を日本語に置き換えるべきか否か熱い議論があったりしました。用語辞書の
統一のため一台のパソコンで翻訳している現状がわかり、今後辞書の共有化が大変だなと
思いました。途中で退席せざるを得なかったのがちょっと残念でした。



                                                 
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