【区分  】: 日本障害者協議会
【活動日】: 2009年07月10日
【時間  】: 18時〜20時40分
【場所  】: 東京都障害者IT地域支援センター
【件名  】: 09年度第2回JD情報通信委員会
【報告者】: 岩渕
【参加者】: 岩渕、他7名。

【内容  】:

1.Windows7についてマイクロソフト担当者との懇談

・但し、Windows7の機能紹介をしたのは、アクセシビリティ担当者ではなく
 マイクロソフトのコマーシャルWindows本部長。

 以下、Windows7で良くなった点の紹介(カッコ内は、報告者からの補足や感想)

・メモリー1ギガでサクサク動きます(Vista パソコンなら、7も大丈夫とのこと)

・ガジェットを自由配置できます。透過機能を強化しました(を強調されてもねー)

・マウスを動かすことで、フォルダーをドーンとリサイズできたりします
 (フリーソフトで実現されているマウスジェスチャーを取り入れたってことね)

・タスクトレイには、名称ではなくアイコンで表示されるので、領域を取りません
 (タイトル名の表示のほうが、中身が何か判るので好きなんだけどなぁ)

・ソフトのアイコン右クリックで履歴が判るので、そこからファイル開くことが
 (便利そうではあるけれどソフトを起動してから履歴でも同じ。大した違いは)

・画面の拡大が[Windowsキー]+[+キー](キーボード派にはちょっと便利かも)

・エアロが軽くなった(言い換えると、それまでのVistaのエアロが重かった (笑))

・Vista で動くソフトは、ほぼ動くはず(「ほぼ」ですので、当然「例外」も)

・Windows7プロフェッショナル(以上)には、XPモードがあります
 (XPまでのソフトを使用したかったら、プロフェッショナルの選択を!)

・スタートメニューで「クラシック表示」が無くなった(ガーン)

・ナレーター(Windowsに附属の画面音声読み上げ機能)は、今回も入っていない。
 英語版には入っているが、WordやExcelの読み上げには対応していない(あはははは)


2.報告事項

(1)JDの動き

・来年はJD結成30周年。「パソボラ大同窓会」などの連動企画も考えてみる。

・今年は10月30日に、日比谷野外音楽堂で大フォーラム。ご協力を。

・総選挙に向けた各政党マニフェストの点検。


(2)各委員会の動き

・放送委員会(著作権法委員会で動きがあった。


3.協議事項

・障害者権利条約「公定訳」(日本政府訳)の「情報通信技術」めぐって。


【決定事項】:

・次回実行委員会は調整していないが、9月10日(木曜日)


【課題】:

・政府訳での「情報通信機器」を「情報通信技術」にどうやったら戻せるか。


【感想】:

・マイクロソフトの本部長さんに、色々とお願いをしました。

・一番のお願いは、画期的な操作方法を提案するのは構わないが、それまでの操作でパソコンに慣れた(やっと操作に慣れてきた)
  ユーザーのため、それまでの操作方法も残してほしい(それまでの操作方法も選択できるようにしてほしい)こと。

・Vistaが売れなかったのは、Vistaそのものの使い勝手以上に、ワードやエクセルの使いにくさが、
  それまでのユーザーに乗り換えを躊躇わせたのではないか。

・それまでの操作で新しいバージョンを操作できるようにするフリーソフトや製品があるように、マイクロソフトとして、
  そういったソフトを無償提供すると、7も売れると思いますよ。

・10月の発売時には間に合わなくても、半年後か1年後、サービスパックを出す時期あたりに、
  併せて提供できると良いですね…と提案しておきました。

・7はしばらく様子見が良いでしょう。「人柱」になるのが趣味でなかったら (笑)

 
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