【区分  】: 視覚講座
【活動日】: 2007年11月18日
【時間  】: 10時から16時
【場所  】: デイケア鶴ヶ島「すまいるはうす」
【件名  】: 2007年度視覚講座 体験講座 11月の部 2日目
【報告者】: 岡本 寿江
【参加者】: 15名
            受講生:7名
            講師・サポータ名:福田(き)、荒田、宇佐美、丹羽、福田(ひ)、吉田、
                             稲川、酒井、林、岩渕、太田、秋山、荻野、戸谷、岡本 
【内容】:
 岩渕代表から、朝の挨拶があった。

[3.メールの体験](講師:宇佐美)
   メールにより、他の人とやり取りができる。そのやり方を以下のように体験した。

   1.メールの概要 
   2.MMメール
   3.受信
   4.返信
   5.新規作成

 ◇講義の補足と質問・回答

 ●一般的な補足事項
  タブキーで移動していくと、元にもどることをトグル方式という。
  操作をやめる場合はエスケープキーでもとにもどる。
  最初に受信箱にカーソルがあるが、読み上げをしない場合があるので、そのような時は一度下矢印でカーソルを
  移動させてまた、上矢印で元に戻ると読み上げる。

 ●削除時の注意事項
  ツールの中にもゴミ箱をからにするという項目がある。(エンターで実行)
  シフト+デリートでゴミ箱に入れないで直接削除することも出来る。
  編集のメニューの中にもゴミ箱に入れないで直接削除できる項目もある。
  ショートカットキーを読み上げてくれるので、それらを意識しながら実行するとよい。

 ●返信をする場合の注意事項
  受信した内容に重ならないように、エンターキーを使って改行して2から3行ぐらいあけから書き出すとよい。

  ●メール受信時の注意事項
   何通かのメールを順に読むときは、コントロールと上下矢印で前後のメールに移動できる。

  ●メール送信時の注意事項
   ・新規メールの作成では、本文とアドレスと件名は必ず入力する事。
        →アドレスをいれないとエラーがでる。
   ・メールアドレスを打ち込むときは、日本語入力で入力しないように注意する。
   ・直接送信することもできるが、送信箱に一度保存して、書いた内容や宛先を
      確認してから送信する。

 ●電源が入っているかどうかの確認の裏技
  CDドライブを開けてみる。
  開くと電源が入っているということである。

 ●署名について
  Q.返信メールを出す時、署名は元のメールの文章の後になるが、最初から前に出す簡単な方法はないか?
  A.ない。元のメールを削除するか、署名を移動させるかしかない。

[デイジーの紹介](岡本、宇佐美)
 1.デイジーについての説明
 2.デイジーの体験

     [質問]
      Q.PTR2より小型の機械があるのか?
      A.ある。「おしゃべりレコーダー」
    http://www.amedia.co.jp/product/o-record/
    音声ガイド付きのMP3再生・ボイスレコーダー機能付。
    大きさは名刺サイズ、重さ49g。

      Q.「ミュージックリーダー」について知りたい。
      A.音楽CD、デイジー図書CDの内容をMP3形式の音楽データに変換して、市販されている携帯音楽プレーヤなどに転送することができる、オーディオデータ管理ソフト。    http://www.eyefriends.co.jp/musicreader.html     

[4.インターネット](講師:太田)
 ●インターネットとはどのようなものか? 
  テレビやラジオは、目的の情報は限られた時間にしか手に入らないが、インターネットではいつでも見に行ける。
  自分から情報発信もしやすい。 

 ●どんな目的で使っているか。
  検索、ショッピング、情報収集、ニュース、料理、掲示板、株、占い、自分のホームページの作成等  
    
  ●ブラウザをつかってのインターネットの閲覧
    ここではInternet Explorerを使うが、読み上げのためのより良いソフトはある。
    ホームページリーダーなどを使うと使いやすい。
  
 ●インターネットの検索
    インターネットには大量の情報があるので、自分の知りたい情報を 見つけだす必要がある。
    そこで、今回はgoogleという検索システムを使って検索する。
 
 ●メールの中にホームページアドレス(google)が書いてあるところからホームページを開く方法を学習
  届いたメールの中でhttpと言い出したら、エスケープキーで音声を止めてからコントロールとF2を押す。
  シフト+タブでリンクを戻っていく。
  オルト+左矢印でページをもどる。
 
 ●グーグルで各自好きなことを検索
  作る人によってホームページの使いやすさが違う。

 ・視覚障害者グループで検索。外国のグループも出てきた。
 ・自分の名前を検索。セミナー関係が出てきた。
 ・坂戸祭りで検索 よさこい関係がでてきた。
 ・筑波大付属高校で検索。最初に東京の高校の方が出てきた。
 ・坂戸パソボラを検索。
 ・焼き鳥 東松山で検索。100件ぐらいある。焼きトンは説明がなかった。
 ・花で検索。人名が出たりした。
 ・桜に絞って検索。 写真、桜の種類の説明があった。
 ・ミソサザエという鳥をしらべたかった。かわいい泣き声だということがわかった。
 ・拡大写本のページを検索 色々なことがわかった
 ・NHKの番組表を見たかったがいけなかった。
 ・自分のルーツを調べてみた。
 ・ホームページリーダーとスクリーンリーダーを簡単に切り替えることが出来るソフトを検索した。

 ●どうやったら目的の情報が出てくるか。
  キーワード検索には、慣れやコツがあるのだと思う。
  複数のキーワード、意味が同じで違うキーワードを使ってみる。
  作り手がどんなふうに記事を書き込むか考えてキーワードを入れるとよいのではないか。
  検索エンジンの違いもある。(ヤフーはカテゴリーがわかっていると検索しやすいか?)
  場所の検索などは地図で検索と、ウェブで検索するのとは違う結果が出る。
  漢字の読み方にも注意しなければならない。
  インターネットで探しきれないこともある。
  臨機応変に対応することが大切。
  自分で発信すると、情報も得やすい。
  
 ●グーグルまでに戻る方法
    オルトと左矢印でグーグルの文字入力にもどる。
    グーグルをホームに設定して、オルト+ホームでホームに戻る。
  お気に入りに登録するのもよい。

〔感想〕
 *パンが用意できなくて、ごめんなさい。
 *忘れているので、毎回勉強になる。
 *とにかくさわった。アルファベットの位置がまだ頭の中に入ってない。
 *3回目。メールは出来る。再確認、再発見が出来た。誘ってもらってよかった。
 *3回目。メールは出来る。インターネッタネットがまだなので、わかるところからはじめている。
  ラジオの番組を参考にインターネット検索をしている。
 *ホームページリーダー以外のものでも検索できることがわかってよかった。
 *毎回出ると、毎回新しい発見がある。
 *年賀状のみで、一年ぶりにパソコンを触った。出来るだけパソコンをいじるようにしたい。
 *知ってるつもりでも、わからないことがたくさんある。
 *娘とのメールがきっかけ。少しはパソコンに慣れたかと思う。
 *皆さんの勉強意欲には関心させられる。いろろな情報を得られてよかった。
 *このまま使わないと忘れる。細く長くやっていけるとよいと思う。
 *記録係としではなく、受講生としても参加したい。

〔最後に〕(岩渕)
 *終わったのは講座であって皆さんのパソコン体験はこれから始まる。
 この講座を受けたからといって、すぐには出来ないかもしれないが、数年立てばなんとかなる。
 楽しいとまたやりたくなる。やりたくなったら来て下さい。 

【決定事項】:
 / 

【課題】:
 / 

【感想】:
 テキストに載っていない、メールの中にホームページアドレス(google)が書いてあるところから
 ホームページを開く方法を学習できてよかったと思う。 

─────────────────────────────
20071120