【区分  】:その他
【活動日】:2007年6月5日
【時間  】:13時から16時30分
【場所  】:東京国際フォーラム  G602
【件名  】:ウェブアクセシビリティセミナー  「高齢者や障害者の方々にも喜ばれるホームページのありかた」
【報告者】:酒井 親人
【参加者】:岩渕正樹(坂戸パソコンボランティア代表・講師)、宇佐美昭治(アイネット会長・講師として)、
            酒井親人

【内容】:

  講演のあとの座談会「高齢者や障害者の利用の実際と公共ホームページに期待すること」に
  「坂戸パソコンボランティア代表  岩渕正樹」が講師として出演。

    司会の青木祐子氏のもとで
・自治体のホームページが高齢者障害者にとって役に立っている。もっと自信をもって情報発信してほしい
・作成者以外の人に内容をチェックして欲しい。読み上げて聞いてわかるホームページが見てもよくわかるホームページである。
・詳しくは窓口で、とか電話でとかは障害者にとって辛いバリアである。安易に逃げないでもう一歩すすめてインターネットで
    完結できることをめざして欲しい。
・自治体の主催のパソコン講習会で自分の自治体のホームページがこんな風に使える等のアピールをもっとすべき
  等々の有益なメッセージの発信をしました。
  同じくこの座談会には鶴ヶ島アイネットの会長としてですが、パソボラ会員の宇佐美さんも講師として出演しました。
・ホームページのPDFファイルが使いにくいこと。自治体でそれを意識してHTML版で情報発信してもらえることが有益であること
  等をアピールしています。

【MLでの補足】: [sakado:12311]

  岩渕です。坂戸パソボラの皆さん、こんにちは。

  酒井さんの「ウェブアクセシビリティセミナー」の報告と感想、とても要所を押さえてあって、
  司会をした青木さんも読んだら喜ぶと思います。酒井さん、転送しても良いですか?

  なお、報告での私の発言ですが、
  > ・自治体のホームページが高齢者障害者にとって役に立っている。
  > もっと自信をもって情報発信してほしい
  担当者への励ましを込めた大事な箇所ですので、当日の発言要旨で補足します。

  以下、引用-----
  障害をもっていることで外出が困難な人や会話するのが難しい人がいます。
  会話そのものは問題なくても電話機を手で持てない人もいます。

  市役所に出かけて行くのが難しかったり電話でやり取りするのが難しかったり
  する人にとっては、自分がいるところで情報を得られるホームページは、とても便利です。

  出かけなくても、人の手を介さなくても利用できるホームページがあるという
  そのことだけでも障害者や高齢者にとっては画期的なんです。

  確かにアクセシビリティの面からは色々ありますが、障害者や高齢者にとっては
  画期的なホームページというものを皆様は提供しているんだということに、
  自信と誇りをお持ちいただければと思います。

  でも、せっかくのホームページなのに「詳しくは窓口にお問い合わせください」で
  終わらせてはモッタイナイ話です。

  窓口に行くと渡される資料や申込書はホームページからも受け取ることができるように
  してほしいと思います。また、そこまで行くには時間がかかるにしても、メールで
  質問できるだけでも随分違います。
  引用、終わり-----

  なお、当日の報告が、以下のサイトに載っています。

  総務省関東総合通信局「ウェブアクセシビリティセミナー」盛況のうちに終了

【決定事項】:
 /

【課題】:
   参加者との交流会もあれば、もっと良かったなあと思います。

【感想】:
  「とっても良かったです」
  セミナー講師・・なかでも3美人(近藤則子さん、岩崎未希子さん、青木祐子さん)が輝いていました。
  しかも話し方も素敵。内容もおもしろい。  ついつい引き込まれて聞いてしまいました。

  三鷹市の広報課でウエブマスターとしてバリアフリー推進にかかわった今野講師の話から、
  市の全職員を対象としたウエブアクセシビリティ講習会の重要性を実感しました。  
  参加者が2-30代と思える若い人が大部分でしたので、これで自治体のホームページが改善されれば・・と
  大いに期待しています。

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20070605