【区分  】:肢体講座
【活動日】:11年10月02日(日曜日)
【時間  】:13時〜16時
【場所  】:ボランティアビューロー
【件名  】:肢体講座2011「北欧で、日本の福祉を考えた」
【報告者】:酒井
【参加者】:16人
            一般参加:3名。  
            会員:櫻井、稲川、秋吉、須田、キリカ、林、岩渕、越野、菅原、大山、綿貫、福田、酒井。


【内容】:

・パソボラの見た北欧の福祉と教育と情報機器「北欧で、日本の福祉を考えた」

・北欧3国で撮影した画像を見ながら、櫻井講師の話を聞いた。    

(1).デンマーク
    ・自転車と風車の国
    ・エネルギー  風車の発電
    ・駅と車両
    ・所得政策・住宅政策
      (高齢者介護つきグループホームオセロ)

(2).スウェーデン
    ・環境への配慮
    ・特別な教育のニーズ(移民の子供)  

    休憩

(3).フィンランド
    ・インクルージョン
        ・・・>  多様な人たちへの権利保障(例:母国語の尊重など)
    ・教育制度
    ・ICTの活用


【決定事項】:

  なし

【課題】:

課題して考えるべき特徴的な項目を列挙しました

(デンマーク)
  ・高福祉と引きかえの高い税金
  ・家族が福祉の  にない手である日本との相違
  ・基礎年金で生活費をまかなえる世界
  ・扶養者や障害者は免除ではなく税金はみんなが払う
  ・個人主義の尊重。・・引きこもりも許容
  ・水道の閉め忘れを許容できるような住宅の構造
  ・住居は共用スペースの重視
  ・自転車の重視・・自転車道路やバラエティにとんだ多種の自転車

(スウェーデン)
  ・車の所有制限・・カーシェアの普及
  ・橋を作らずに船での交通も残す
  ・路面電車の復活
  ・子供の写真の撮影には原則親の許可が必要
  ・朝暗い中での出勤。14時には勤務終了。
  ・親が決めて何かできるのではなく、本人が決めるようなサポート

(フィンランド)
  ・行政分野での現場での裁量権が大きい・・公募。
  ・制度はもってくることができるが土をもってくることはできない
  ・路面電車の復活
  ・大学まで学費(学費文具等含めて)無料。奨学金も支給。
  ・芸術教育も組み込んでいる学校教育施設。おしゃれなサウナも。
  ・同じクラスでも個人個人で違う教科書を使う
  ・クラスにより開始時刻、終了時刻がばらばら
  ・生徒2-30人の教室の授業に担任のほかアシスタントが2名もついて実施
  ・時間割に宗教の時間もいれてある
  ・ICTインフラが充実しているといいながら学校により格差がある

【感想】:

 ・野菜が少なく乳製品中心の朝食・・でもおいしそう。
 ・日本製のテレビは珍しい・・日本の製品は貴重品??
 ・電子黒板が自慢の校長先生。
 ・障害のある子供たちの学校にあるおしゃれな囲いがちょっとすてき。
 ・フィンランドにも宿題があるじゃないか。
 ・windowsが予想外に主流になっているようでした。
 ・議会が夜開かれる・・議員は専業でなくボランティア。
 ・コミュニケーション手段としての手話は国際的にも独立した言語という考え方なんですね。

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